みなさんはお子さんのパジャマを選ぶとき、どのように選んでいますか?可愛いデザイン、価格、素材や動きやすさなどを基準に選ぶことが多いかもしれません。「パジャマは寝るためだけの服」と思っている方は多く、「子どもの成長」という視点で選ぶことは意外と少ないのではないでしょうか。
しかし、特に1〜5歳ごろの小さなお子さんにとって、パジャマは入眠の合図になり、着脱やボタン留めといった実生活の練習を通して自立心や「できた!」の実感を積み重ねやすいアイテムです。さらに夜の静かな時間は親子で落ち着いて関わりやすく、結果としてきずなが深まると感じるご家庭も少なくありません。
本記事では、モンテッソーリの視点を日常に取り入れやすいパジャマ(ナイトウェア)の選び方をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
パジャマのメリット:睡眠の質の向上
そもそもパジャマには、お子さんの睡眠の質を向上させるという大きな役割があります。Tシャツなどで寝かせることもできますが、パジャマを着ることはお子さんにとって多くのメリットがあるんです。まずは、お子さんにパジャマが必要な理由から見ていきましょう。
吸湿性・通気性に優れている
エアコンを使っていても、お子さんの髪や背中が汗でびっしょり…という経験はありませんか?個人差も大きいですが、一般的に幼児の睡眠時の寝汗の量は、50cc〜100ccになるとも言われています。
そのためパジャマは、昼間に着る普段着よりも吸湿性・放湿性・通気性に優れた素材が使われており、快適な睡眠環境を整えてくれます。同時に、お肌の敏感なお子さんの肌トラブルを防ぐこともできます。
寝具を清潔に保つ
汗と一緒に皮脂汚れも吸収してくれるので、パジャマを着ることは布団やシーツを清潔に保つことにもつながります。また、パジャマの下にインナーを着用することで、汚れを軽減し、パジャマを長持ちさせることもできます。
季節や体質にもよりますが、パジャマは一般的に週に2〜3回の洗濯が目安です。ただし夏場、特に汗をかきやすいお子様の場合は、毎日洗濯するとよいでしょう。最低でも2〜3セットのパジャマを揃えておくと、洗濯しながらローテーションで着回すことができ、いつも清潔な状態を保てます。

寝返りしやすい
パジャマは動きやすく設計されているため、寝返りしやすいこともポイントです。同じ姿勢で寝ていると、どうしても特定の箇所に圧力が集中して、血行不良などを起こしてしまう可能性があります。
しかし適度に寝返りを打つことで、圧力を分散し、また布団の中にこもった湿気や熱を逃がして新鮮な空気を取り込むことができるため、蒸れを防ぎ快適な睡眠にもつながります。
体温調整を助ける
季節に合ったパジャマは、寝ているときの体温を適度に保ち、冷えや暑さによる不快感を軽減してくれます。特にお腹周りが冷えると、自律神経の乱れや、体調の悪化につながる可能性もあります。パジャマを着て寝ることで、そういった不調を防ぐことができます。
パジャマを着ることのメリット:お子さんの成長
入眠儀式になる
パジャマに着替えるという行為が、一種のルーティンとしての役割を果たします。1日の終わりを意識でき、心身をリラックスさせる効果があるためです。
毎日、同じようなリズムでパジャマに着替えることで、「パジャマ=そろそろ寝る時間」という習慣が身につき、スムーズな入眠を促すことになります。特にお子さんは、生活リズムがまだ未発達な時期なので、入眠儀式がより効果的なんです。
「できた!」を増やし自信につながる
ボタンを留める、袖を通す、ズボンをはく…パジャマへの着替えは、子どもにとって小さなチャレンジの連続です。そして自分の力でできた経験は、達成感や自己肯定感を育みます。モンテッソーリ教育でも、自分で身支度を整えることは自立の第一歩とされ、日々の積み重ねが大きな成長につながると考えます。

親子のきずなを深める
寝る前は一日の刺激が落ち着く穏やかな時間。お子さんの着替えを静かに見守り、最後に「できたね」と言葉をかけてあげるだけで、達成感の共有→安心感→心地よい入眠の流れができます。パジャマなら、毎日自然にモンテッソーリ教育に取り組むことができ、しかも毎晩くり返せるからこそ、無理なく親子のきずなを深めることができるのです。
子どものパジャマは何歳から?
お子さんがまだ赤ちゃんのうちは、ロンパースやスリーパーなどを着させて寝かせることが多いでしょう。しかし生後6ヶ月〜1年ほどしてくると、パジャマを着させるご家庭が増えます。
この時期になると、子どもの睡眠のリズムも徐々に安定し、一度に長い時間、睡眠を取れるようになってきます。また寝返りをうてるようになり、睡眠中によく動くようになってきます。そうした時期に合わせて、パジャマを着させることが多いようです。
目安としては生後6か月〜1歳ごろから「子ども用パジャマ」に切り替えるご家庭が多く、季節や動きやすさに合うものを2〜3セット用意してローテするのがおすすめです。
i do button のナイトウェア紹介
ハーフスリーブナイトウェア

ハーフスリーブナイトウェアは、汗ばむ季節もさらりと心地よく過ごせる半袖タイプの子供用パジャマです。やわらかな生地とゆとりある設計で寝返りを妨げず、前後がわかりやすいボタンで着替えがスムーズに。モンテッソーリの視点で「じぶんでできた」をそっと後押しします。洗濯に強く、保育園のお昼寝や旅行先でも活躍。夜の身支度が楽しい習慣になるやさしい一着です。
Q&A(社長インタビュー)
Q. 素材選びや肌触り、安全性で意識していることは?
A. 「ナイトウェアは毎晩肌に触れるものです。だからコットン100%にこだわり、国内の職人さんがていねいに仕立てています。タグは外付けで肌に当たらない配置。さらに、ボタンだけでなく通し穴やウエストにも色のガイドを入れて、ぐしゃっと置いても直感で分かるようにしました。ズボンは股下ラインで両足の入れ間違いを防ぎ、前後ろに悩まない設計で「逆だった…」も回避。小さな成功体験を積み上げられることを最優先に、細部まで工夫しています。」
さいごに
いかがでしたか?これまで何気なく選んできたパジャマを、もう一度見直してみたくなった方も多いかと思います。快適な睡眠環境を整えるだけでなく、習慣を身に着け、自己肯定感や自立心を育むことにもつながるのが、お子さんのパジャマ(ナイトウェア)です。今回の記事が、お子さんに最適なパジャマ選びの参考になれば幸いです。