赤ちゃんにアレルギーがあると心配ですよね。ママがアレルギーを持っていないくても、赤ちゃんに はアレルギー症状が現れる場合もあります。何のアレルギーを持っているか分かれば対処もできますが、まだ小さいうちはアレルギー検査ができないこともあります。そのため、できるだけアレルゲン には近づけないようにしておきたいものです。
乳幼児の3大アレルゲン
赤ちゃんの間は、まだ身体の免疫機能が整っていないのでアレルギーに対して無防備です。そのため 色々なアレルギー物質(アレルゲン)の影響を受けてしまいます。乳幼児の3大アレルゲンとして「卵」「大豆」「牛乳」があげられます。しかし、赤ちゃんのアレルゲンは、必ずしも食べ物だけで はありません。
食物以外のアレルゲンとして対処しておきたいものの代表例が、「ハウスダスト」です。その名を冠した「ハウスダストアレルギー」という症状もあるくらいで、多くの方が発症しています。ベビーベッドにも関連するので、ここでは詳しく解説していきます。
ハウスダストアレルギーの症状
人によって症状はまちまちですが、主な症状は以下のようなものです。
・アレルギー性の鼻炎、結膜炎
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息
など
※出典:しみずこどもクリニック http://shimizukidsclinic.jp/contents/column03.html
アレルギーは人によって症状の出方が違います。また、重い症状が出ると生活にも支障をきたすおそれもあります。少しでも、お子さんがハウスダストアレルギーかも知れないと思ったら、まずはお近くの小児科に相談に行くことをおすすめします。
ハウスダストアレルギーの対処法
お部屋を清潔に保つ
よく「清潔にしすぎるのも子どもにとって良くない」という話を聞きますが、そうは言っても、自分の子どもがアレルギーになって心配しない親はいません。できるだけアレルゲンに近づけないようにしたいものですよね。ハウスダストアレルギーの対策なら、一番有効なのはやはりお部屋の空気を清潔に保つことです。
正しい掃除機のかけ方
一般的に、まず掃除機をかけてから拭き掃除をするという人が多いかと思いますが、それは間違いです。掃除機は確かにほこりやゴミを吸い取ってくれるのですが、排気によって床に溜まっていたほこりやゴミを部屋中に巻き上げてしまいます。
そして一度舞い上がったほこりは、床に落ちてくるのにまた何時間もかかります。せっかく床に落ちているほこりを効率的に除去するには、拭き掃除(水拭き)をしてから、掃除機をかけるという順番が正しいのです。
実際この方法に変えてみたら分かりますが、ほこりが舞い上がった感じがかなり軽減されます。実感として空気もきれいなままですし、何より床もピカピカ。これまで掃除機をかけてから拭き掃除をしていたという方は、ぜひ順番を逆にして試してみて下さいね。
赤ちゃんを移動してから掃除機をかける
また水拭きの後の掃除機でも、ある程度の量のほこりをどうしても巻き上げてしまいます。そうなると赤ちゃんが大量にほこり(アレルゲン)を吸い込んでしまう恐れもありますので、掃除機をかけるときは、赤ちゃんを別の部屋に移動してあげておくと良いでしょう。
赤ちゃんの移動には、キャスター付きのベビーベッドがおすすめです。
掃除をする時間帯
生活スタイルによって多少の違いはあるものの、多くの主婦が掃除をするのは、朝にお子さんやご主人を送り出した後か、午後のお買い物の前という方が多いのではないでしょうか。しかし実は、それではお掃除の効果は低いのです。
朝一番に掃除をする
掃除機をかける時間でベストなのは、朝一番です。ほこりは非常に軽いので、人間が移動したり空気が入ってくるだけで舞い上がります。しかし夜の間は人間の活動が少ないので、ほこりが床上に溜まっています。それなのに、炊事や家事をしてからお掃除をすると、ほこりが舞い上がっているので、一気に拭き取ったり掃除機で吸い込むことができません。
一方朝なら、ほこりが床に落ちている状態で一気にきれいにできるので、非常に効率的に掃除ができるんです。ただし、あまりにも朝早い時間帯の掃除機は近所迷惑になる可能性もありますので、注意が必要です。特にアパートやマンションに住んでいる方は、お隣や下の階の方に迷惑にならないようにしましょう。
空気清浄機
基本的に、ハウスダストアレルギーの対策は、アレルゲンを身体に入れないことがも重要です。そのためには、毎日のお掃除が基本になります。それに加え、外から家に入る時には少しでもアレルゲンを落としてから入ったり、洗濯物も、手で叩いてアレルゲンを落としてから取り込むことも効果的です。
また加湿器で湿度を高めておくことも、アレルゲンの浮遊を抑えると言われていますので、やっておくと良いでしょう。
これらをやった上で、可能であれば空気清浄機を使うこともおすすめします。空気清浄機は、室内のほこりや花粉、その他のアレルゲンを吸い取ってくれます。さらに最近の空気清浄機は高機能になっており、旧型の空気清浄機ではろ過できなかったPM2.5まで除去できるものもあります。ハウスダストアレルギーには効果的だと思われますので、ぜひ使ってみて下さい。
ベビーベッドの掃除
皆さんはベビーベッドのお掃除はどうしていますか?1〜2ヶ月の短期間だけのレンタルならそれほど気にしないかも知れませんが、半年以上の長期レンタルの場合は、せめて数ヶ月に一度は拭き掃除を しておくと良いでしょう。
掃除をしなくても使用に問題はありませんが、拭き掃除をすることで、清潔に保つことができます。もちろんハウスダストアレルギー対策にもなりますし、万が一不具合が生じていたり、故障などがあれば早めに気づくこともできます。
当サイトのベビーベッドなら、点検や修理もきちんと行っていますので、レンタル期間中に不具合が生じることはまずありませんが、もし気になる箇所を見つけたらお早めにご連絡ください。
ダニ対策
ハウスダストと聞くと、どうしてもほこりや細かなゴミを思い浮かべる人が多いかと思います。もちろんそれらもハウスダストの一つではあるのですが、実は「ダニ」がアレルゲンになっていることがとても多いんです。
ダニの死骸やフン
ダニは、生きている間は布団などに付着しています。よく晴れた日に天日干しすると、ダニもいなくなると思っている方が多いようですが、それは間違いです。確かにダニは乾燥や熱に弱いため、直射日光はダニを退治するのにはある程度の効果があります。
しかしダニは布団の中を移動するので、直射日光を当てた面から裏面に移動してしまえば、ダニは死滅すること無く残ります。たとえ布団を ひっくり返しても同じで、また裏面に移動するだけです。
布団をあまり叩きすぎない
さらに知っておきたいこととして、布団をあまり叩きすぎないことも大事です。布団を叩くとほこりが舞い出るため、つい気持ちよくなってたくさん叩く人がいますが、あれは悪影響があるのでやめましょう。というのも、ダニの死骸やフンを、叩くことでより細かく砕いてしまうのです。そうなると、よけいに吸い込んでしまうリスクが高まります。
ほぼ確実に死滅・除去させる方法
実はこんなに厄介なダニですが、一撃で撃退させる方法があります。それが、「布団乾燥機」にかけてから「丸洗い」するという二段階の合わせ技です。先ほども少し説明しましたが、ダニは熱と乾燥に弱い生き物です。特に乾燥は、ダニを確実に死滅させる効果があります。そのため、布団乾燥機にかけるとほぼ全てのダニを一網打尽にできるのです。
しかし、乾燥機後そのまま布団を使うと、アレルゲンとしてダニの死骸やフンは残ったままです。そのため丸洗いをして、死骸やフンをほこりや花粉などと一緒に丸ごと洗い流してしまいましょう。大人の布団で も同じことが言えますが、特に赤ちゃんの使うベビー布団の場合はこまめに行いましょう。
ベビー布団は、大人用の布団と違い小さいため、ご家庭にある洗濯機でも丸洗いすることができます。
標準ベッド用ベビー布団(120×70cm)
標準(レギュラー)サイズベッド用のお布団セット。内径120×70cmのベビーベッドにぴったり合うお布団です。
掛け布団、肌布団、枕の中綿は軽くてふっくら、そしてへたりにくく洗濯機で丸洗いできるウォッシュロンワタを使用してます。
カバーは吸湿、速乾性に優れたWガーゼを採用!さらさら、ふわふらな肌ざわりで、赤ちゃんもごきげん!
秋に増える
ダニは春〜夏にかけて繁殖し、ダニ(の死骸)は秋にピークを迎えるので、ハウスダストアレルギーの赤ちゃんのために、夏から秋にかけてはこまめに「布団乾燥機」と「丸洗い」をセットで行うこと がおすすめです。
おすすめ商品
ハイタイプベッド ツーオープン【ホワイト】収納棚付
床板の高さが床から約70cmの高さに調節できるので、かがまず楽な姿勢でオムツ替えや抱き上げができます。しかも、前と横の両方の枠が開閉でき、オムツ替えの時などにとっても便利です。おまけに、ゆとりの床下スペースには、オムツなど赤ちゃん用品をたっぷり収納!
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コンパクトベッド ツーオープン小型【ナチュラル】
床板の高さが床から約70cmの高さに調節できるので、かがまず楽な姿勢でオムツ替えや抱き上げができます。
ツーオープンの便利な機能そのままで、お部屋のスペースも有効に使えて嬉しいベッド。小さくても使いやすさ抜群です。お部屋のドアも楽に通れるので、お部屋からお部屋への移動も簡単。
さいごに
ハウスダストは、ここで主にとりあげたゴミやほこり、ダニだけではありません。スギやブタクサなどの花粉、犬やネコなどのペットの毛や垢、カビや排気ガス、ホルムアルデヒドなどの汚染物質もあ ります。もしこれらのハウスダストにお困りの方で、ベビーベッドをお使いでない場合は、ぜひお早めにベビーベッドをレンタル/購入されることをおすすめします。
アレルギーを引き起こすハウスダストは、床上30cm以内の低い場所を主に漂っていると言われています。そのため、ある程度の高さを持ったベビーベッドなら、その多くを吸い込まずに済むのです。
基本的にはどのようなベビーベッドでも構いませんが、もし特に気をつけたい場合は、少し高い位置に寝かせられる「ハイタイプ」のベビーベッドがおすすめです。ぜひ検討してみてください。
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